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- ジャンル
- Live2D(オリジナル)
- 制作時期
- 2022年8月~9月
- 制作時間
- 20時間
- 使用ツール
- CLIP STUDIO PAINT EX / Live2D
- キャラクター設定
-
Webにおいて多大な影響力を誇る一門出身のwebお嬢様Vtuber。
「ノブレス・オブリージュ」としてリスナーにweb関係を教えるために活動を始めた。
(実際には、ウェブデザイナーとして働いている会社に嫌気が差し、ストレス発散&現実逃避のために始めた。お金には困っていないし仕事も好きだが、人間関係が上手くいっていない様子。)
読みは ががべ でざこ。
苗字は(我々=We) + (べ=be) =Web となっている。
年齢は非公開。だが日頃のトーク内容(上記の活動を始めた理由を配信でこぼしたり、飲酒に関するエピソードなど)や見た目から確実に成人していると思われる。
暴言を吐いてキレ芸をしたりとおちゃらけているが、基本的には真面目で優しい性格の頼れるお姉さんであり、web関係の質問があると懇切丁寧に教えてくれる。リスナーからの突然の人生相談にも「知らね~~~~~~ですわ」と言いつつ真剣に向き合い、1時間かけて回答してくれたこともある。リスナーからは先輩に欲しいといわれている。
webに関する知識も本物で、いつでも先人たちへのリスペクトを忘れず真摯に向き合っている、ちゃんとした常識人。
だがおっちょこちょいのぽんこつで、よくスペルミスなどのケアレスミスをして配信で叫んでいる。(常識…人?)
基本活動としては、実際にホームページを作る配信、インターネットの歴史について語る配信など、webに関係したものが多い。
ごくまれにゲーム配信をするが、あまりにも下手でリスナーから「お前はwebだけやってろ」と言われる始末。
語録
“わたくしのweb力は5000兆53万ですわ”
“わたくし生まれる時に産道ではなくインターネット回線を通って生まれましたわ(嘘)”
“な~んでこんなことになるんですの~~~~~~!?!?!!?!?!わたくし何かしまして~~!?!?!何かしたからこんなことになってるんじゃいおボケ~~~~!!!(自作ホームページでエラーが発生した際によく言うセリフ)”
“ご自分で興味を持って楽しくやるのが何より大切ですわ!”
- キャラクターデザイン
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web(ホームページ制作など)について教えてくれるVtuberをテーマに制作しました。
扱っているテーマ的に、アンドロイドやファンタジーの世界の住人などよりも、もう少し現実感がある真面目なものが良いと思いました。
教えてくれる…ということで、先生や社員(先輩)などのイメージを得ました。
先生よりも、先輩社員の方がもっと近い立場で寄り添ってくれそうな親しみを持てると同時に、程よく現実感も感じられると思ったため、社員(先輩)にしました。
そこに最近流行りのお嬢様要素を入れたらVtuberとして面白いのではないかと思い、「社員×お嬢様」をテーマにデザインしました。
社員のスーツに、お嬢様らしいフリルやリボンを付けました。
また、Vtuberとして動かすので、リッチな印象になるように考えました。
揺れ物を多めに色合いもカラフルに、華やかな見た目になるようにしました。
実は真面目な性格と社会人ということで、派手になりすぎないようにもしました。
また、Vtuberという設定上、この見た目を長く使っていくことになることになるので、退屈させないように遊び心として下記のような小ネタ要素も盛り込みました。
検索するとよく出てくるHTMLとCSSとJavaScriptのロゴに似た色を全体のアクセントカラーとして使用しました。
白いハネ毛はコードの<>を、髪の模様はコードのタグ色をイメージし、髪の毛をコード画面のような見た目にしました。配色はデザコ本人が使っているエディター(Visual Studio Code)に良く似た色にしています。
目の中にweb(蜘蛛の巣)を入れました。
振り返り
キャラクター構想、デザイン時期にはまだ壱百満天原サロメ様がデビューしていらっしゃらなかったのですが、今では壱百満天原サロメ様の劣化コピーになりそうだな…と思いました。
また、キャラクターデザインではもう少しVtuberとしての華やかさが欲しかったと思います。様々な服装を研究して、クオリティアップにつなげたいと思います。
- 制作について
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動画用に作成していたデザコをもう一度作り直してリメイクしたものです。
初めてVtuber用の人体モデルを制作したので、かなり難しかったです。
特にパーツ分けが難しく、1番時間がかかりました。
公式で配布されている虹色まおちゃんを参考に基本の動きを制作しました。
他にも乾物ひものさんなど、有名Live2Dモデラーの方々の講座も参考にさせていただきました。
特に顔の立体感について気を付けました。
最初は口を実験的に、口の線と口内をグルーで繋ぎ、マスクで変形させる手法をとりましたが、口を閉じた際に若干口内が見えてしまっていました。
なのでこのリメイク版から変更し、公式マニュアルに掲載されている口内を肌で覆い隠す手法にしました。私の絵柄では、後者の方が方が綺麗に制作できそうでした。
わざと髪の毛の柄をあまり動かさないようにして、髪の毛に模様を投影させているような非現実感を出してみました。
目の中のweb(蜘蛛の巣)を、まばたきで開いたり閉じたりするようにしたり、手を体の動きに合わせて動かしたりと、少し特殊な物理演算にも挑戦してみました。
振り返り
改善点としては、やはり人体の理解が足りていないと思いました。上下を向いた顔の斜めが難しく、ガイドなどをつけてパーツがずれないように制作するべきでした。
さらに、人体についてはかなり気を付けようという意識はありましたが、髪や服などへの理解も足りてないように思います。(リボン、胴体の厚みなど)
初めての人体モデルということで、パーツ分けが上手くいっていない部分が多いように感じました。画像の解像度もかなり低かったので次に活かしたいと思います。
フリルなどの回り込み処理も出来るようにマスクなどで制作していましたが、上手く活用出来なかったのも改善点です。(体のX軸の動きで使用するべきでした。)
前もってどう動かすかを頭の中で組み立ててから制作するべきでした。
制作して感じたのは、自分は口部分の制作が苦手のように感じました。
他にもグルー機能が苦手のような気がします。現にこのモデルではグルー機能を使用していません。
原因としてはくっつけるのに画像の書き込み具合によってずれるなどによって上手くいきませんでした。これから何回かモデルを制作して匙加減を見つけていこうと思います。
Live2Dの画面では問題なかったのですが、nizima内のプレビューでは何故か若干口内が見えているのが気になりました。おそらく、口周りの肌と輪郭の肌をグルーで繋いでいないから…?かと思います。この辺りは検証してみようと思います。
自分の足らない部分を見つめなおすいい機会になりました。
こちら(nizima)から実際に見ることができます!
テクスチャアトラスはこちら↓(クリックでズームします)